No.20 ウェディングビデオグラファーに今後求められること

  • ムービー制作
  • 2020.03.18

こんにちは、株式会社ポイントゼロのクボです。
東京に来てあっという間に1年が経ち、日々の大切さと過ぎ去る早さを想い、
物思いにふけっていたらもう3月でした。どうしましょう。

という前置きは置いといて。。。
今回はこれからのウェディングビデオカメラマンに求められていることを
私なりの考えを述べたいと思います。

ウェディングビデオの現状

まず、ウェディングビデオカメラマンが結婚式で携わっている映像として、
結婚式当日をいつでも振り返ることができる「記録映像」から始まり、
披露宴の雰囲気を作り出し、ご両親やゲストみなさまを盛り上げるだけではなく
パートナーへの想いをより強めることとができる「演出映像」、
そして今では結婚式に欠かすことのできない「エンディングムービー」。
この3つがウェディングに関わる映像の基本かと思います。
「式前」に大きく関わるのが演出映像、「式当日」がエンディングムービー、
そして「式後」が記録映像と結婚式を中心にバランスよくラインアップされている印象です。
(この部分についてはぜひブログのNo.13No.17をご覧いただきたいです。)


これら映像を制作するのに欠かせないカメラは毎年のようにアップグレードされ、
大切なシーンをより美しく残すための画質向上はもちろん、
小型化による機動性向上、カメラ揺れを最小限に抑えるなどといった補正効果、
より使いやすさを追従されたデザイン変更などが行われています。
またPCや編集ソフトも日々スペックが上がっており、
4K撮影素材の編集自体もストレスなく行えるようになりました。
(最初はフリーズしたり動作が重くなったりと編集するのも一苦労でした。。。)

ただし、カメラ含めたハード面では日々スペックが上がっている一方、
ビデオ商品のラインナップ自体は正直なところ変わっていないのが現状です。

やるべきことと一緒に考えること

様々な技術向上により、人々の生活を豊かにするサービスも発明されてきました。
映像に関する部分でも簡単に撮影・編集ができる環境が生まれ、
ARやVR、ホログラムなど様々な表現方法が開発されています。
また4Gから5Gへのネットインフラの進化に伴って、
これからますますより良いサービスが生まれてくるでしょう。

これらをどうウェディングビデオに活かしていくのかを結びつけつつ、
ビデオグラファーとして映像のクオリティを求め続けていくのは当然のこと、
社会全体の動きを捉え、モノからコト、コトからトキ、
トキからイミへと消費傾向が変わっている中、
クリエイターだから、ビデオカメラマンだからこそ、
結婚式の在り方を一緒に考えて行かなければいけないなと思います。

以上です。
昔に比べて選択肢が増えた分、可能性も広がっています。
cEEとして新しい「何か」を創っていくための1年にしていくためにも
視野を広げて色々チャレンジあるのみです!!