No.16 【ウェディングビデオカメラマン目線】結婚式進行における撮影ポイント04

  • ムービー制作
  • 2019.10.08

こんにちは。
株式会社ポイントゼロのクボです。
いよいよ10月になりましたね。
秋といえば食欲の秋、皆様楽しんでおりますでしょうか。

さて、結婚式内の各進行毎の撮影ポイントについて、
いよいよ披露宴パートへ突入です!
当日までおふたりが話し合って、色々悩んで考えた披露宴。
進行はもちろん、装飾にも「おふたりらしさ」が詰まっています。
そんな披露宴の前半パート(入場~中座)宜しくお願いします!

披露宴入場前

会場前のウェルカムスペースには、おふたりのお写真や装花はもちろん、
ウェルカムツリーなどのゲスト参加側の演出も増えています。
会場内もおふたりがイメージする披露宴に合わせた内装が施され、
お席にはデザインにこだわった、もしくは工夫を凝らした席次表が用意されていたり、
また、最近では前撮りした映像をモニターに映している方もいたりと、
「ゲストに楽しんでほしい」というおふたりのお気持ちが伝わってきます。

ゲストの皆様はウェルカムスペースの装飾を見て楽しんでいたり、
挙式の感想やこれから始める披露宴へのワクワクで盛り上がっていますが、
おふたりは披露宴入場まで待機されているので、ゲスト皆様のリアクションは見ることができません。
そういったゲストの皆様が楽しんでいる姿を記録ビデオ内に残して、ぜひ振り返って欲しいです。
また、おふたりが思ってもいなかったような様子が入っている場合があるので、
結婚式が終わった後の楽しみの1つとして要チェックですよ!

披露宴入場~乾杯

ご用意したオープニングムービーの上映でゲストは盛り上がり、
会場内の空気が最高潮になった瞬間!さあ!入場です!!
扉が開かれた先には、大切なご両親やゲストの皆様からの暖かな視線と拍手に包まれています。
ゲストからのお祝いの言葉を頂きながら歩く、おふたりの表情は本当にステキです。
エンディングムービーでも記録ビデオでも見逃せない、欠かすことができないシーンです。

メインテーブルに到着してお二人からのウェルカムスピーチ。
噛まずにスピーチするのが一番ですが、ちょっとした小ネタを入れると
一気に場の空気が盛り上がるので、ぜひオススメです。

次に、司会による新郎新婦紹介や主賓挨拶、乾杯へと進めていきますが、
指名された主賓者、乾杯者は本当に緊張しています。
私も一度経験があって、前日カンペまで用意したので当日忘れて、
勢いのまま話せたことがありましたが、口の中はパサパサでした苦笑
その緊張したお姿、そしてふたりのために考えてきた挨拶は
後日見返すと新しい発見があるかも。

そして乾杯!ふたりの新しい門出を全員で祝します。
会場の雰囲気は一気に盛り上がり、そのままふたりと記念撮影、
また、運ばれてきた料理に舌鼓をうったりと、ゲスト全員が披露宴を楽しむので、
乾杯以降がより自然な表情となり、撮影しているこちらのテンションも上がってきます。
幸せで楽しそうな笑顔に溢れた空間は何度感じても気持ちいいものです。
記録ビデオなら盛り上がっている声も収録されるので、
後日見てもその日の雰囲気を感じることができるのではないでしょうか。

ケーキ入刀~ファーストバイト

おふたりが選んだケーキが運ばれて、いよいよケーキ入刀の時間です。

披露宴で欠かせない演出の1つであり、ゲストの皆様にとっては一番の撮影シーンにもなるので、
撮り逃すまいとおふたりの周りにはたくさんのゲストが!!
そして、司会の掛け声とともにケーキ入刀!
おふたりはもちろん、ゲスト皆様も最高の笑顔です!もうほんと最高!!
たくさんの拍手と歓声に包まれて、素敵な笑顔が広がっています。

そのままの流れでファーストバイトへ。
新郎から新婦へは「一生食べるものに困らせないから」、
新婦から新郎へは「一生おいしいものを作ってあげる」と意味が込められています。
また、最近では感謝の気持ちを伝える「サンキューバイト」や
おふたりからご両親へ食べさせる「ラストバイト」なども最近では行われており、
大切な人たちとの絆を強める、披露宴では欠かすことができない演出です。

同時に行ったり、大きなスプーンを用意して大きな一口にしたりと、
様々な食べさせ方がありますが、おふたりならではのリアクション
同じように盛り上がるゲストの皆様を
最初から最後までぜひ映像で見ていただきたいです。
この一連の流れは何度見ても絶対に楽しめます!!
撮影・編集している私たちがとてもハッピーな気持ちになりますので、
おふたりなら尚更ではないでしょうか。
ぜひ何度でも見て幸せな気持ちを感じて欲しいなと思います。

中座

盛り上がった雰囲気のなか、おふたりはお色直しのため中座を行います。
腕を組んで一緒に会場出口まで歩くエスコート役を誰にお願いするかで、
様々な想いが交差して笑いもあれば涙することもある、とても印象的な演出です。
温かい拍手や歓声に包まれて歩くおふたりとエスコート役はとても素敵な表情をしているので、
これらを映像で残しておけば、いつでもその幸せな時を振り返って頂けるので
ここもオススメポイントです!

 

以上が披披露宴の前半パート(入場~中座)のお話でした。
1つ1つのシーンを思い出しながら書いているので、私がほっこりした気持ちになっています。
それだけ温かいシーンばかりです。

次回はいよいよ最終パート、披露宴後半パートになります。
感謝の気持ちをお伝えするシーンばかりで、何度立ち会っても涙しています。
またまた長くなるかと思いますが、次回も宜しくお願いします!!